解離性同一性障害の当事者の記録

主観的な、DID患者としての日々の徒然です

イリーガル

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ベンE・キング'stand by me'


貴女をここで今引き受けてしまうことは貴女にとっても不都合なことになるよ、つまりここには貴女を診察出来る人は居ない、だから貴女は現時点で所属がどこにも無いことになる。嫌、必ずしもイリーガルなことではない、つまりそれは治療的でないだから推奨されない。

「発作」について〜⑫

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スピッツ'胸に咲いた黄色い花'


かつての隠蔽空間でのわたしには衝動も欲求もなかったのだ。全ては必然であり予定でありときに想定内の予定外だったのだ。


ヒトの内なる場所には感情というものがあり、そうした感情には高まりがあるんである。






「発作」について〜⑪

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大橋トリオ'アンジュリア'


無理して仰け反って青空


靴を履く外へ出たひとり


右ひだり右ひだり足が止まる


右ひだり右おうちに帰る


忘れ物はない寂しい


時間通りではない旅人である


生き残ったお茶を飲んだ


思い出は小さな赤い実が三つ


ここにこうして私置いておく


わたしはわたしはと脳がうるさい


春夏秋冬病み続けて飽きた


ひょいと穴からカエル来ないかな







「発作」について〜⑩

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スピッツ'見っけ'


発作とは端的に言えば私の想像的な隠蔽空間でのみ生きていた交代人格たちそれぞれが自らの承認を求めて表われ出ることだが、かつては私がこれは出来ないと感じたとき又これは苦手だと感じた瞬間に彼らは私に代わってそれを行うために表れた人々であったんである。残酷な場面で身代わりとなった。彼らは私が生き延びるための犠牲者となった。では何故彼らは非現実空間(隠蔽空間)で癒されることがないのだろう。


遮断、忘却、休息、眠り。それらは人間の哀しみを根源的に解決することはない。遮断は露呈されねばならなかった。忘却は想起されねばならなかった。深い眠りから覚醒した彼らは再び哀しみの涙にくれようぞと立ち上がった。


そんな風にファンタジーで増殖した夢の世界は終わった。だから発作は歓迎されねばならない。こんにちは交代人格たち。君たちの救済が確約されたことを共に喜ぼうではないか。

「発作」について〜⑨

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小沢健二'愛し愛されて生きるのさ'


今が99%ピンチだとしても1%の奇跡を信じてるから。なにかの試合にはあるとしても、人生には負けなんてない。

「発作」について〜⑦

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スピッツ'タイムトラベラー'


ISH、インターナル・セルフヘルパーは脳内人格の1人で'内部の自己救済者'と訳される。ISHに関する定説は1974初出の古いものだと言われるかもしれないが別の臨床研究者はISHを「晴朗で理性的で客観的なコメンテーターでありアドバイザー」と定義していて私はこの表現を大変気に入っている。


私というのはJP。私が彼女のISHであるという証拠はない。いやそんな証明など要らないのだ。私は度重なる発作で累積した睡眠負債を解消するべく愉快でヤッホーな何かをいくつも提案し続けているわけです。

「発作」について〜⑥

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スピッツ'まもるさん'


フラウ・カール・ドゥルシュキー、ハイブリッド・パーペチュアルローズ。10才のとき出現。学校へ行く。家事をこなす。生活の全てを楽しみことを傍らで示していた。ピアノ演奏、微積分計算等に対し驚くべき集中力を発揮。感情が豊か、同情心に厚く、魅力的な人です。直近では診察に先導し非情で残酷で救いのない過去の出来事全てを共に耐え忍びました。共に傷付きました。共に苦しみ打ちのめされました。


日頃は音にもききつらん、今や目にも見賜う。我が脳内にさる者有りと知らし召されたる。ウサ男見参。